紫外線量が多い時間帯などについて

紫外線のイメージ画像

紫外線はお肌の大敵です。
肌が黒くなってしまうのはもちろんのこと、シミ・そばかすの原因となったり、紫外線が皮膚にダメージを与えて、しわやたるみを引き起こすこともあります。
また、肌の深層部までダメージを与える事もあります。
今回は、意外と知らない事もあるかもしれない、季節ごとの紫外線量や紫外線の多い時間帯などについてご紹介していきます。

季節・時間帯ごとの紫外線量について

まずは、紫外線の量が多い季節と時間帯についてです。
気象庁が発表した、2016年のつくばの観測点において、日最大のUV観測値を月ごとに平均値のデータがあり、その数値は以下のようになっています。

1月:1.8
2月:2.6
3月:3.6
4月:5.0
5月:6.0
6月:5.8
7月:6.5
8月:7.5
9月:5.4
10月:3.5
11月:2.3
12月:1.8

6月から8月にかけての夏場の数値が高いのは想像通りという感じですが、注目に値するのが、4月や5月といった比較的過ごしやすい時季にも、強い紫外線が降り注いでいるということです。
また、冬場でも夏ほどではありませんが、それなりに紫外線が降り注いでいるため、油断はできないでしょう。

 

次に、同じつくばの計測地点における、8月のある日の時間帯ごとのUV観測値の推移を見ていきましょう。

6時:0.2
7時:0.5
8時:1.7
9時:3.8
10時:6.3
11時:8.7
12時:8.8
13時:6.4
14時:3.5
15時:2.7
16時:1.4
17時:0.4
18時:0.0

上記によれば、一番数値が高い時間帯は、10時から13時辺りにかけてです。
特に11~12時くらいがピークとなるため、この時間に外出する場合には、しっかりと紫外線対策をしなければいけません。

また、自宅にいるからといって、必ずしも油断はできません。
紫外線は窓ガラスを通過して部屋へと入ってきてしまいますので、完全に防ぐというのは難しいでしょう。
または、ベランダで洗濯物を干したり、ゴミを捨てにちょっと出かけたりと、知らず知らずのうちに紫外線を浴びていることも珍しくはありません。

 

曇りの日でも油断はできない?

それでは、曇っている日は紫外線の対策しなくても大丈夫なのでしょうか?
気象庁のデータによると、快晴の日の紫外線の強さを100%とした時、薄曇りの天気の場合には約80~90%、曇りの場合でも約60%となっています。
また、雨が降っている場合には、30%程度となっています。
これらの数値を高いと感じるか、低いと感じるかは人それぞれだと思いますが、天気の悪い日だからといって、紫外線の対策をまったくしないというのは、危険だという事が言えるでしょう。
そして、より注意しなければいけない日があり、それは太陽が雲の間からひょっこりと出ている場合です。
このような日には、太陽から降り注ぐ紫外線だけではなく、雲から乱反射した散乱光が加わって降り注ぐため、快晴のときよりも多くの紫外線が観測されてしまう場合があると言われているのです。

 

日焼け止めの効き目について注意しておきたい事

次に、日焼け止めの効き目について注意しておきたい事を紹介します。
それは、紫外線対策で塗っていた日焼け止めが、いつの間にか効き目が切れていたということが起こってしまうということです。
日焼け止めには、SPF(「Sun protection Factor」)というものが表記されています。
これは、紫外線B波(UVB)を防ぐ力を表しており、数値が高いほど、その力が強いという事を意味します。
この数値について、もう少し詳しく説明すると、まず何の紫外線対策もしていない素肌の状態に、紫外線を受け始めてから日焼けするまでの時間を仮に1とします。
これに対して、SPF20の紫外線対策をしている場合に、同じ強さの紫外線を浴び続けた場合、日焼けするまでの時間は20となります。
(ざっくりと説明すれば、SPF20の場合、通常の20倍の量の紫外線に耐えられるという事です。)
紫外線が肌に当たってから、赤い斑点状の炎症が発生して、日焼けをしてしまうまでの時間は、体質などにより個人差があるものの、大体15分から20分ぐらいかかると言われています。
(また、紫外線の強さなどによっても変わります。)
例えば、体質や紫外線の強さなどから、日焼けが発生するまでの紫外線を浴び続ける時間が15分だった場合、同一条件下で、SPF20の日焼け対策をした場合、15分×20で、理屈の上では300分未満まで日焼けをせずに耐える事ができるという事になります。
ですので、紫外線対策をしているからといって、完全に紫外線によるダメージを防げているわけではなく、ダメージを少なくしているという事になります。
また、日焼け止めを塗った後、いつまでも効果があるわけでもありません。
実際の生活の中では、汗をかいたりすることで流れてしまうため、いつの間にか塗っていた日焼け止めが効果が切れていた、ということも頻繁に起こる事です。
昼間出かける前に紫外線対策に日焼け止めを塗っておいたとしても、塗り直さなければ、時間が経って日焼け止めの効き目が切れて知らず知らずのうちに、紫外線のダメージをモロに受けてしまうなどという事もあり得ます。
理想としては、状況などにもよりますが、2~3時間程度で塗り直すのが理想とも言われています。

 

まとめ

ここでは、時間帯ごとの紫外線量など、紫外線の知識について紹介しました。
紫外線が厳しくなる時間帯は十分な紫外線対策が必要ですが、それ以外の時間もそれなりの紫外線が降り注いでいます。
そして、紫外線を防ぐためにと塗った日焼け止めも、いつの間にか効き目が切れてしまっていたということも珍しくはありません。
いつの間にか塗っていた日焼け止めの効果が薄れて、無防備な素肌に紫外線のダメージを受けていたなどということにもなりかねません。
紫外線の正しい知識をつけて、十分な紫外線対策をしましょう。

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